やまだのこと

askさんで質問を頂いて回答したやつ。


山田のことを考えたもの。
よこひなとは全く別の形で、とても関ジャニ∞に依存し形づくられたコンビだな、と思っています。


2013年の秋ぐらい

マコさん、今晩は。最近の山田についてどう思いますか?

こんばんは。
回答が遅くなり申し訳ありません。

山田ですね。
すごくビジネス的ないい関係になってきたなと思います。
二人の中にものすごい信頼感が生まれているように思います。

山田という事を考える時に、私はいつも二人の中にある緊張感や距離感を念頭に置いてしまうのですが、
そういう所をお互いに踏まえつつ、だからこそ、と言ってしまえば大袈裟ですが、
いま、とても信頼し合っているいい関係になっているのではないでしょうか。


二人の中にある「阿吽」は本当にすごい。
例えば、最近、はぴくるで二人の仲のいいエピソードが紹介されましたが、
あの「どっちがファンを萌えさせるか」のせめぎ合い、たまりませんでした。
あれはどんな事言ってもこいつなら大丈夫という遠慮のなさととんでもない信頼感が生んだものだと思います。

二人の中にあったライバル関係はもちろんなくなる訳ではないですが、

山田の視点はいまとてもグループに向いていて、
仕事の内容や立ち位置など表面的な部分だけで互いにやきもきする事は少なくなった気がします。


お互い自信がついたという事も大きいのでしょうね。
今年の春にwithで安田が

 「意識したことはないけど、あらためて考えてみると、
   俺とマルは、太陽と月みたいな関係かもしれへんね。
  太陽が沈んだら、お月さんが出るのと同じように、
  マルが調子がいいときは俺が引っ込んで、
  マルが不調のときは、出て行かなあかんかな、って自然に思うなぁ。」

なんて言っているのですが。
これは、すごく的を得ていると私は思っています。
どっちが太陽で月かという事はどうでもいいのですが、
本当に、どっちかが出ているとしたらどっちかは引っ込む。

この阿吽は意識的なことなのか無意識的なことなのかわかりませんが。
例えば歌の中のハモりの場所だってそう。
例えば他のメンバーとの関係だってそう。


「別」だし「違う」んだけど、絶対に無関係ではなくて、どちらかがどちらをひっぱり合ってる。
関ジャニ∞にいる彼らは、個人の前にまず山田であって、そして丸山・安田なんじゃないかと思うほど。


だけど、それをそれぞれがよしとして、むしろ互いを利用するぐらいの余裕と信頼を持ち出したんじゃないでしょうか。

表だって山田がとりあげられる事が最近少ないとしたら、
それは山田が、とても上手に山田を遂行しているからです。
いまの二人はきっと「共犯者」。
個人的には、
いま「山田」はエイトの中でも数少ない「信じられるもの」だと思えています。

こっちが最近。
2015年5月ぐらい。

山田の関係を見てると、丸ちゃんってヤスのことを笑わせようと変なことしたりってのあんまりないですよね。他のメンバーには機関銃のように繰り出していくのに。私はコンビの中で一番解説できないです。いっけん一番わかりやすいコンビに見えて一番わからないです。マコさんの思う山田の関係性教えてください

回答が遅くなりすみません。
こちらも以前、同じような質問に回答させてもらったものがあるので、
そちらを先に読んでいただけると嬉しいです。
http://ask.fm/hatiri8/answer/105156124900


私が思う山田は、少し前は「緊張感」。
それを青いイナズマとか言っていました。

いま、二人を一言で表すなら「共犯」かな、と思います。
山田というものを行う共犯者であり、
関ジャニ∞の縁の下同士という共犯者。

ライバル関係は今もあるのだと思います。
危機感を与えられるのはヤスにとってマルちゃんだろうし、マルちゃんにとってはヤスだろうし。


だけど、最近はそんなことさえネタにしてしまう山田ですよね。
マルちゃんが時々「ヤスの方がウケると悔しい」なんて言いますが、
本当にそのような嫉妬があった時は、
その気持ちを言葉にしていなかったと思います。


今はマルちゃん、ヤスの中に「ファンの思う山田」の像があってそこにあてにいってることもしばしば見受けられます。
個人的に、勝手に名前を出しても構わないだろうと思っている、
互いへの信頼と扱いの身勝手さみたいなのにとても萌えを感じます。


そんなところからも、山田ってネクステにいったな、と思います。
というのは、いま、マルちゃんがヤスに、ヤスがマルちゃんにほんの少しも拗らせているように見えないから。

気を遣っていないし、相手が自分をどう思っているか気にしていないし
相手に自分をこう見せたいとかない。
相手に影響されることがあまりない。
(いい意味で刺激を受けるとかはあるでしょうが)


これは、それぞれが自信を持ったということもあるし、
関ジャニ∞という組織の中で、「山田で出来ること」がある、
を二人が感じているからなのかな、なんて想像します。

例えば、ジャニ勉のhigh&lowとか。
関ジャニズムツアーDVDのがむしゃら行進曲の最初のところの「あー」の言い合いとか、
RAGEの最後のサビのところの腕振りシンメとか。
ふたりだから出来ることがあるし、ふたりでやるとより面白くなったり素敵になるものがある。




二人の「コンビ感」がグループに与える温かい空気、厚み、笑いって
すごく関ジャニ∞に貢献している、と私は思います。

今の山田はそれぞれに嫉妬の何倍も、
互いがいることのありがたさと心地よさ(乱暴な言い方をすると便利さ)を感じているように見えます。

面白いのは、
二人が拗らせ合うことがなくなり山田の関係がフラットになっていたとしても、
いわゆるツレにはならないことかな、と思います。

というのは、
上に書いた通り山田は山田のものじゃなくて、
山田は関ジャニ∞のものだから。
あるコンビがグループに与える影響で言えば、もちろんヨコヒナがダントツでしょうが、

「山田」のすべてをグループに捧げる、
素直な健気さがあるコンビは山田でしょうし、
「コンビ」に対する意識の高さがあるのも山田の二人だと感じます。

グループがある限り二人の中にある「あいつと俺」の閉鎖性はいつまでもなくなりません。きっと。
それが「山田」の一番の特徴なのかなと感じます。
コンビであり続けてるし、
これからもきっとコンビであり続けるところ。


なんでしょう・・・山田自体には希望と期待しかないのに、
関係性だけ見ると少し不健全さを感じたりします。

はい、そこにとても萌えを覚えます。



質問主さんから、「丸ちゃんってヤスのことを笑わせようと変なことしたりってのあんまりないですよね。」とありますが、
それはマルちゃんにとってヤスがメンバー以上にさらに身内だからかな、と思います。

マルちゃんにとってヤスはもう見つめるべき対象ではないし、
それはヤスにとってもそうで、
二人のそれぞれの視線の先にあるのは互いではなく関ジャニ∞というグループ=他のメンバーでありファン、というイメージです。
むしろその互いの任務のために、
他にわからないようアシストしあったりバランスをとりあっているのでは、と。

グループのために山田で動けることがあるし、
マル・ヤスがそれぞれ動けることがあるだろうし。
自分がひくことでマルがなにかを行うなら、それはヤスにとっての(山田にとっての)成功だろうし、逆もまたしかりだろうし、みたいな。

共同作業で山田を行うこともあれば、それぞれがグループに働きかけることもある。
そのバランスのよさもまた山田のすごさだなと思います。
話が長くなるので省略しますが。




ダラダラと書いてしまいました。すみません。
結局は、最初に書いた「共犯者」が、まぁまぁしっくりくるのかなと思います。




ただ。
わたし、山田のことを考えるといつも思い出す言葉がありまして。
2011年のTVガイド+で安田がマルちゃんが自分についてどう思ってるか、という質問の回答で言った

 「オレのことはいわゆる”山田”だろうね(笑)」

という発言なのですが、
わたし、この「いわゆる山田」という言いまわしが本当に大好きで、これ以上にしっくりくる言葉はないな、と思っています。

もう「山田って「いわゆる山田」だよね」でいいんじゃないかと。
長文書いて最後に逃げてすみません。

山田は山田です。なんだかよくわからないな、と思ったらそれもまた山田、山田です。
山田大好き\(^o^)/

安田のことを信じられない時もあるし、
マルちゃんのことを信じられない時もあるけれど。
「山田」のことは、絶対的に信じられる。

それがわたしの「いわゆる山田」。