リサイタル
「リサイタル」
長野2日2部に参加させていただきました。
ご厚意でチケットをお譲りいただき、参加させていただいました。
以下、ネタバレと感想。
このイベントについては、色々と思うところがありました。
主には会場の規模と場所について。
せめて東京と大阪でドームでやってほしかった。
参加出来る人数が少ないこと。そのことの罪は重い。重いよ・・・。
ファンは一分一秒だってその姿を見たいし、時間を共有したい。
まして、イベントだって彼らがなにか「楽しいこと」をやるなら参加したい。
そして、目撃したい。
目撃することこそヲタクの使命なのに、そのハードルを彼らから高くされるなんておかしい。
しかもそれを「いつもは皆さんが僕たちのところに来てくれてるから、お礼に皆さんの地は足を運びたい」だとか。
47都道府県まわる訳でもないのに何を言ってるんだ・・・。
参加出来ない人がいてもいいの?
その地方の近隣の人だけが行くとでも思っているの?
そして、そのことを他のファンが温かく受け止めると思っているの・・・?とか。
大人の事情なら仕方がないと思います。
今回の件も、どこからどこまでが彼らの意思かはわかりません。
だけどもし彼らが、本当に「ドーム規模のアイドルがアリーナツアーをやること」がどれだけおかしなことか、
ファン(というか、あなた達を追いかけるヲタク達)の欲望はどんなものかを、
全くわからないというなら・・わたしは、とても悲しい。
など。
色々と思っておりました。
基本的には、上に書いた考えはいまも考えていません。
だけども、参加させていただいて。
すっごい、楽しかった。楽しかったです。
「リサイタル」だ「イベント」だと彼らが銘を打っていたので、「コンサート」ではないと思っていました。
要は決して作品ではないということ。
物語の一部でもないということ。
そういう気持ちだったので、いい意味で期待値も低く、身構えることもしていなかったと思います。
なにか拾って帰ろうとか、彼のこんな顔が見たいとか、そこで何を感じるか自分を試したい、とか、なくて。
(むしろ、普段、ツアーの時はどんだけ心がフル装備で強欲なんだ・・・)
すごくフラットに彼らを見ていました。
そして、彼らもまた、とてもフラットでした。
すごく普通でした。
「普通」という表現がいいのかわかりません。なんだ、「等身大」?。
まぁそんなに大きな見せ場的なものもないですし、サプライズもないし。なんならダンスもないし。
緊張感のない「イベント」でした。
でもあの感じがすっごい楽しかったです。
ちょっと懐かしくもあったり。
タンドトロッコでは、久しぶりに彼らを物理的にとても近いところで見ることができました。
そうするともちろんテンションは上がりますが、
生きてるなぁ人間だなぁとか思えたり、
やっぱり老けたなぁと思いつつ、やっぱり彼らがまとう気とか熱が好きだなぁと思ってしみじみする気持ちもあって、
久しぶりに彼らに「会った」みたいな気持ちになりました。それが嬉しかった。
あと印象に残ったのは前向きスクリームを各地域のダンサーと一緒に踊るご当地企画。
ツイッターなどで評判を見ている限り、「どうなんだろうなぁ」と思っていました。正直。
でも、思っていたより楽しかったです。というか、とてもよかった。
長野が高齢ダンサーとの共演だったからか、ダンサーに対して彼らがとても丁寧で、やさしくて。
そして一生懸命でした。ダンサーの努力を無にしないように、絶対に成功させるぞ盛り上げるぞって踊る彼ら。
めちゃくちゃグッときました。
それは、このような企画でないと見られない顔でした。
人柄というか、「情」があること。
それは私の好きな関ジャニ∞の「らしさ」。
彼らの、歌や才能や個性やパフォーマンスや物語や、
彼らの魅力を、私はたくさん知っているつもりなのですが、
そもそも、「このひと達のことがすごく好きなんだなぁ」と思ったイベントでした。
改めてメンバーひとりひとりがいい男だなぁと感じたり、
「あー、メンバーみんな幸せになりますように」って思ったりしました。
距離に価値をおくファンがいるのはわかる。
でも、私は彼らにパフォーマンスや物語を求める系のヲタよ!などと思っていましたが、
イベントに参加させていただくと、まんまと楽しんでしまいました。
近さ=緊張感のなさ、だとしたらさ。
あの内輪感よ。
そりゃ楽しいよ・・・エイターだもの・・・。
振り返り思うことは「楽しかった!」。
とにかく楽しかった。
そして「やっぱり彼らが好き」という実感。
イベント自体についてはあまり反芻もしないし、そこに未練もない、です。
「こういうことがあってもいい」と思うし、11年目だから出来たこと、そのゆるさだと思っています。
これもまた彼らのふり幅だな、と思うし。
だけど、やっぱりドーム規模のアイドルがアリーナツアーをやる事はおかしいと思っています。
入いられなかった方のこと思うと、何を言うのも感じるのも申し訳ないという気がする。
このイベントについてあれこれ言ってたくせに、結局入らせていただいて、存分に楽しんでるというこの薄情さ。
この居心地悪さが嫌だ・・・。
ツアーのお知らせが出ましたね。
ヨコさん曰く
「凄く緊張感があるLIVEになりそうです」と。
「今年の集大成を見せたいと思います。」
「関ジャニ∞の真骨頂です。」
いよいよ、バンドオンリーのツアーでしょうか。
すっごくすっごく楽しみにしておきますね。
「関ジャニ∞の元気になる・・・」
タイトルだっさいけど・・・