バンドが大好きよ
ask 2015年12月30日に回答しました。
今年関ジャムが始まり ますます関ジャニ∞がバンドメインのグループになっていくのではないかと思い、バンド好きとしては嬉しい半面 少し寂しいです。例年のツアーもバンド曲が増えダンス曲が減っている傾向があるように思えます。もともとグループの得意としている分野が違うためしょうがないことかもしれないですが いちファンとしてはせっかくアイドルなので まだまだダンスをしている姿を見ていたいです。マコさんはこの先の関ジャニ∞をどう考えていますか?
ご質問ありがとうございます。
こちらの件に関して、一度ちゃんと考えてみたいなぁと思っていました。
個人的にタイムリーな質問だったのでびっくりしました。
まず、私の希望ですが、(「音楽」を大切にしてほしいことを大前提に、)
私もバンドをする彼らが大好きですが、やはりダンス曲もやってほしいし、バラードもやってほしいです。
アイドルっぽい曲もやってほしいし、前向きスクリーム・がむしゃら行進曲のような底抜けに明るい曲もやってほしいです。
端的に言えば、色んなことをやってほしいです。
そんな中で、∞UPPERS、エイトレンジャー、キングオブ男や、キャンジャニ∞など、
何かに扮してて世界観を表現すること、突き抜けたものを見せてほしいです。
そしてそれを音楽と絡めて、目でも音でも萌えでも楽しませるということをやってほしい。
「これは関ジャニ∞にしかできない!」と思えるものをやってほしいです。
で、今後の彼らについて。
これはあくまで私が見ていて思うことだし、先のことはわかりませんが。
しばらくは(少なくともあと数年は)彼らがバンドメインのグループになることはないと思います。
彼らは今後も今と同じように色んな曲を同じようにやってくれるのだとと思います。
そして、そのそれぞれの方面の表現をより極め研ぎすまし、この「色々」がよりわかりやすく面白くなるのだと期待しています。
「元気が出るCD」「元気が出るLIVE」を見て聴いてみても思いますが、
彼らはやはり色んな曲をやるし、
ここにきてその「色々やる」を自信にし自分達の武器だと思い、それが「関ジャニ∞らしさ」だと思ってきているように思います。
彼らのアルバムっていつも色んな表現の曲が入ってるのですが、
少し前は「PUZLE」「JUKE BOX」という、「色々あるよ」ということをそのまま表しているようなタイトルだったのが、
最近ではその「色々あること」を、「関ジャニズム」=「自分たちらしさ」だったり、「元気が出るCD」=「目的のための手段」としているのが面白いなと思います。
元気が出るCD発売時のインタビューでもそんな事を言っていたと思います。
2015.12「CUT」
すばる
「自分らの色っていうのは、やっぱり1枚全部通して聴いてみて、
ほんまにぐちゃぐちゃやなって思ったんです(笑)。
ジャンルとかまったく関係ないし、やっぱりそこなんじゃないですかね。
ロックバンドの人はロックしかやらなくても、僕らは関ジャニ∞なんで、いろんな曲をやるし、
それはジャンルに関係なく、その時その時の自分らの表現なだけだと思うんです。
そこであえて言うなら、自分らの色があるようなないようなところが色なのかな。」
安田
「きっと受け取る側によって色が変わるグループなのかなあと感じてます。
(略)そこを決めすぎてないっていうのが、
今の僕たちなのかなあというふうに、
このアルバムを作ってみて思いました」
これを見てると、とても「バンドをメインでやりたいのだな」とは思えません。
関ジャムが始まったり、ドリフェスに出演したり、バンドが彼らの中で大きくなることは感じますが、
それはすばる君の言う「その時その時の自分らの表現」であって、
それだけをやる、という選択は今の彼らにはないように感じます。
元気が出るSONGの横山さんの歌詞もそうですよね。
「何だって出来る 何にだってなれる
∞の力はここにあるんだ」
この一文が、何よりも今の関ジャニ∞を表していると思います。
彼らは何だって出来るし、何にだってなれるんです。
何色にだってなれる。何色にだってなる。
逆に言えばたった一色の色を決めることはない。
それが関ジャニ∞だと思います。
彼らのこの気質って、多分、彼らがアイドルでエイトだからこそなのだと思います。
アーティストではない。
それは、自分達の表現や考えを突き通すことより、求められる表現をすることが仕事っていうこともあるし。
彼らの目的はなにより「ファンに楽しんでもらうこと」なんだろうな、と思うので。
特に彼らは、常にコンサートを意識して音楽をつくっているように伺えます。
この色々やるとか、次々色が変わるとか、サプライスとか。
それが求められていること、それが面白いし喜んでもらえることだと、彼らはよくわかっているし、身にしみついているように見えます。
まぁ、「アイドルだからダンス曲をやる(それが喜んでもらえるから)」というより、
「関ジャニ∞だから、どっちもやる(それがおもしろいから)」という感じに思いますが。(そういうところ、私は好きです)
と、なんだかよく書いてみましたが。
ぶっちゃければ、「バンドメインでいく」と決める、彼らにその腹をくくる勇気はないように思います。
あと、バンドと言えば先にはTOKIOさんという大きすぎる存在があり、エイトが先輩と全く同じ道を行くことを選ぶとも思えません。
「色々やる」これが関ジャニ∞です。
だから、例えば来年にバンドメインのコンサートをやることがあっても、
多分それでエイトが未来永劫バンドしかやらないグループになることはないだろうと思います。
やってほしいことはたくさんあるのですが。
待っていりゃその内やってくれるだろうな、ぐらい安心しきってるし信頼しています。
今回こちらの質問を受けて、色々雑誌を見返したのですが、
2015.9「月刊ソングス」
「バンドをやる良さだったり、楽しさはどんなところにあると思われますか?」という質問に対して、
丸山
「昔からやってるからなあ。
バンドもグループとしての一部のような気がしますけどね」
すばる
「モチベーションになっているんじゃないかと思います。
もしもバンドをやってなかったら、と考えたら、
今とは違う関係性になっていると思うし。
(略)僕達がグループを良い距離感で続けていく上では、
バンドは大切な要素の1つやと思う。」
この回答が好きでした。
バンドってきっと楽しいだけじゃなくて、エイトに緊張感を与えるものなんですよね。
どこか・・・挑戦してる、という気持ちがある。
とても音楽に向き合ってる、という感じがする。
他のメンバーに対するリスペクトがわかりやすくでる。
「関ジャニ∞」と「バンド」の関係ってとてもピュアですよね。
だから、活動の核にするとか表現の手段にするって逆に選べなさそう・・・だな、と思ったり。
思うことを全部書いてみました。
ダラダラと、長くなって申し訳ありません。
要は「しばらくはないと思います」と言いたかっただけなのですが。ごめんなさい(;∇;)