安田章大という役者さん


ask 2016年5月7日に回答しました。

私は安田くんのファンなのですが、安田くんがドラマや映画で役を演じているのを普通の役者さんとして見ることができません。
「あー安田くんが演技してる」と思ってしまい演じている役じゃなく安田くんとして見てしまいます。
錦戸くんや大倉くんなどほかのメンバーは周りの俳優さん女優さんと同じように見れるのですが、安田くんだけはどうしてもダメです。
安田くんの演技というか演じている役に集中したいのに、そのようにしか見れない自分が嫌だし、
辛くて申し訳なくてとても悩んでいます。 前にほかのジャニーズの方が好きだったときも同じように感じていました。
マコさんは安田くんの演技を普通に俳優として見ることができますか?


ご質問ありがとうございます。
以前に質問をいただいた方と同じ方かな?
どなたでしょう?気になります笑

以前にaskだか、ブログで書いたことがありますが、私も全く同じです。

「安田君が演じている」として見てしまいます。
演技のうまいだの下手だのの判断もつかないし、
役への感情より、それを演じてる彼が何を感じてたのかを考えてしまいます。

安田君が演じた役の中でどのキャラクターが一番好きか、とか。
答えられません。全部安田君だと思って見てしまっているから。



「普通の役者さんとして見る」をしたい。

この気持ち、わかります。
安田君の一所懸命に取り組んだであろう仕事を、真正面から受け止めたいですよね。
キャラクターの台詞に心を動かされたり、役に対して喜怒哀楽を持ちたい。
彼に「役者冥利につきる」と思ってもらえる、そんな「客」でありたい。
すごく、すごくわかります。


でも、
私は、そのようにしか出来ないことは確かに嫌だけれど、
辛いとか申し訳ないとは思っていません。

というのは、
安田君は、きっと、そんなことを申し訳なく思ってほしくないだろうな、と思うだろうからです笑
安田君はそんなことに怒ったりしないし、
そんな見方はやめてくれなんて言う心の狭い男ではないし、
むしろファンがそこに「辛さ」を感じるなら、そのことを「辛い」と感じてくれる人だと思います、よ?



質問主さんがそのように感じるのは、
安田君に対して、真面目でありたいフェアでありたいからなんでしょうね…。
そして、安田君のことが大好きだから。

うーん。
でもそれって、とても難しいことですよね。

例えば歌だって、
その歌がいいから、声が好きだから、歌い声が…って思っているけれど、
やっぱりエイトのそれだから、安田くんのそれだから選んで聴いてるとか、買っているということが十分あります。
特に彼が作曲している曲は、やはり「それありき」の耳になっているのかな、なんて思います。


アイドルはその彼自身が作品です。
俳優が「作品」を評価される職業だとしたら、アイドルは彼自身が評価の対象です。
よくも悪くもそういう職業です。


そして、彼はそのど真ん中にいる人で、私達はそのファンです。

だからこういうことは仕方がない、と言いたい訳ではなくって。
うまく言えないけれど、
その瞬間瞬間で、彼にとっていいお客でありたいけれど、「そうは出来ない」ことこそ「ファン」なのかなと思います。
それのジレンマや痛みを抱えていることこそファンである証明というか…。

だからね、
「辛い」なんて思い悩まなくてもいいと思うけれど、
もしそれがどうしても辛く感じるなら、その痛みの分だけ自分は安田君のことが好きなんだなって、
微笑ましく思ったり、自分を愛しく思ってみてはいいのかな、なんて思います。


まぁ、公平さってそもそも難しいですけどね笑
「普通の役者さんとして見る」ってどういうことなんでしょうね?

先入観や思い込みや、「その人を見る時の独自の視点」は、どの俳優さんを見る時でも多少は持っているでしょうし、
そういうものが全くないまっさらな状態への方へはそもそも興味すら持っていないことが多いように思います。


深く考えなくていいのかな、と思っています。
大事なのは、どんな見方で見るかより、
とにかく目をそらさずに見ることかな、と。見続けることかな、と。
題材に興味がなくても、役が好みじゃなくても、見る。絶対に見る。

ファンが出来ることなんてそれぐらいです。だからそれをする。
あとは全部、こっち側(ファンの側)の問題です。