「天才の集まり」の、その前と後ろ。

関ジャニ∞って、どういう未来を行くのだろう。」
そういう事を最近よく考える。
と、そういう事を考えてしまっている事を、最近すごく考える。
関ジャニ∞ってどうなるんだろうって考えずにいられない状況にエイトとファンはいる。って考えます。
でも、よく考えたらそういう事ってずーっと考えてきたなぁとも思います。
未来に期待しかなかった時、不安がまじってきた時、なにがなにとわからなくて混沌としている時とか色々ですが。

そういう時に、思い出してしまう言葉があります。
自分の中に打ち込んだ杭のように、いつもそこに立ち帰ってしまう言葉。
彼らの言葉で忘れられないものってたくさんあるんですけど、
関ジャニ∞」を考える時に思い出してしまうのは、いつもすばるの言葉。

それを、最近改めて見つめています。

大事だから残しておきます。



まずは2010年2月にコミック発売「ほんまに関ジャニ∞!!5巻」より
漫画の中ですばるが言った言葉。
(だから実際は2009年半ばぐらいの言葉)

僕は関ジャニ∞って天才の集まりやと思ってるから

笑いやるやつあり 絵描くやつあり
芝居、楽器、歌…いろんな天才が集まってる

それを見て
「あ 笑いやりたいからジャニーズ入ろ」とか
「バンドやりたいからジャニーズ入った」とか
そういうやつが今後出てきてくれるような
そんな存在になれるグループやと思うねん 関ジャニ∞

これを聞いた、漫画の中のキャラクターが
「渋谷くんは言葉ひとつひとつが強くて重い…
 自分を信じる力がある人なんやなぁ……」と感じるのですが、
(これはこれで私の中で、すばるを考える時につい思い出してしまう言葉です。)


で。
このコミックが発売になった時に通信でさらに深くこの話を言及しているのですが、それがこちら。

天才の集まりですよ。やっぱ、関ジャニ∞
ほんまここ書いてある通りですけど。(漫画のページを見ながら)

何でも出来るでしょ、僕ら。
自分らで言うことでもないですけど。
何でも出来るというか、何でもやるじゃないですか、一応。
そこがやっぱ武器なんちゃうかなと思いますよね、ほんまに常に。

ちょっと異端児的なね?感じに見られてますけど、そこは素晴らしいなと思うんですよね。
自分でやっててアレですけど。
格好いい、ほんまにスターの先輩方もいっぱいいますけど、それはほんまにすごい事ですから。
自分らには出来ない事じゃないですか。あぁいう風には。
だからあれこれ色んなことをやろうとしてなんか今がある訳で。
俺らみたいなんが今までのジャニーズじゃない感じをちょっとなんか開いていけたらもっとおもしろくなるなと思うねん。ほんまに。
だからこれ書いてある通りですけどね。

後が出来たら面白いんですよ。
ジャニーズのこの、アイドルとかスターになりたいと思ってこう入ってくる子いっぱいいいると思うんですけど、そうじゃなくね、なんかそれこそお笑いやりたいとか、なんか、バンドやりたいとかって。
お笑いやりたかったらお笑いの事務所行くでしょ?
バンドとかやったら音楽事務所とか行くんですけど。
そうじゃない、バンドやりたいとかお笑いやりたいっていう理由からジャニーズに入ってくるやるとか出てきたら…。
これはね、うん、すごいと思うんですよね

いい意味でやっぱくずしていきたいですよね、関ジャニ∞
新しい道を…。
でもやっぱちゃんとこ先輩がやられてきた道やっぱをちゃんと頂戴しつつ、の。

ここからカウコンの忍者やレンジャーコスプレについてに移るのですが、
「いやーあれ真骨頂でしょう!完全に。あれ、関ジャニしか出来ないっすよ」
と、言ったのもとても印象的です。
ゲストがすばる・安田の回なんですが、ヒナちゃん含め「あれは気持ちよかったね!」「あれMAXすね!」「全員がのっかったもんね!」って言い合ってるの、本当に誇らしく愛しい。

「「曲がお祭り忍者やから、じゃあ、忍者の格好しましょうか」「あぁいいねぇ!」って。
 すぐに忍者の格好発注してる訳ですから、スタッフが。
 もうおかしいでしょ、ジャニーズの現場で。そういう事なんですよ。」

これ、すごくいいエピソードだと思うし好きです。
何気にヒナちゃんが、
「これ、また全員でやってっていうのが」とか、
「いいチームやがな」
って言うんですけど、これもグッとくる。

こうして見てみると、すばるのジャニーズへの愛の大きさを感じて面白いですね。
当時はすばるが「関ジャニ∞が天才の集まり」というのだから、このグループは大丈夫だ!と強く思いましたし、エイトの武器について、
・何でもやるというところ
・色んなことをやるひと(天才)の集まりであるところ
・ジャニーズ異端であるところ
・ある方向にむかう時(それは時々他のジャニーズではありえない方向)のグループの団結感
こういう認識を本人達も持ってる(それはヲタが持っている彼らの魅力の認識と全然ズレてない)のが嬉しくもありました。


と。
これが2010年。
今から約4年前の言葉になる訳ですが、その言葉を得るまで私を支えてくれていた言葉がこれでした↓

2007年4月28日 聞くジャニ
大倉に「関ジャニ∞を客観的に見てどういう所が「好き」?」と聞かれて。

やっぱり…他にはない感じがあるじゃないですか。
自分でやってても気持ちいいとこでもあるし。
言うたら東京のグループが多いやん、だって。
俺ら以外は東京のグループ。他のジャニーズは。
には、ない空気感というか。
やっぱり俺らは大阪から、東京に出てきてるというか。
この「大阪から」っていうのがあるから、やっぱりその団結力もとてもいいと思うし。
あとはなんでしょうね?
やっぱりものすごいバランスのとれたグループなんじゃないかなっていうのは思うしね。

団体というか人数多いグループでやってるから。
ねぇ?色々迷惑かける事もあるやろうし、こっちも我慢せなあかん時もあるやろうし。
それはだからお互い様であって。
常にありがとうっていう気持ちとごめんなぁっていうの時も毎日いっぱいあるし。
そういうのの積み重ねで、もっともっと全体的に広がってグループとしてでかくなっていきつつ、個人的にももっともっと。
これからは特にね?広がっていってまたさらに大きくなってっていう。

「今のまま」のこの状態で頑張っていけたらいいんじゃないかなっていう。
・・・これはこんなんでいいのかな?///

これ、最後照れながら不安そうにこんなんでいいのかな?って聞くのすごくかわいいんですよ。
そうそう、あと、大倉に「関ジャニ∞を客観的に見てどういうところが好き?」って聞かれて、
「むっちゃむずい!俺基本的に客観的に見られへんからなぁ!」
って言い放つところもすごくかわいい。

先に上げた、「天才の集まり」ほどはまだ色々自信もなく少しふわふわしてるんですけど、根本的には変わらないんですよね。
彼らの持つ異端性って不安要素でもありり諸刃の剣でもあるのですが、彼らがそれを武器としてる…いや、それをよしとして開き直って「これが武器だ」とするその強さこそがきっと本当の武器というか。
どんな不遇や状況も楽しんでしまうところ。
個人個人は決してポジティブなだけの人達ではないけれど、グループが持つその底なしの明るさと強さは絶対で、これは本当に大きい武器だと思います。
そしてファンや色んなものや人を巻き込んでいって、大きくなって今があるんですけど。
グループだから生まれるものがある、という事に関しては関ジャニ∞はアイドルグループとしてとんでもなく真っ当に成功してますよね。

少し話しがズレました。
2007年の当時は、単純に「他のグループにはない感じ」に悲観しなくていいんだ!という事を思った気がします。
むしろ他のジャニーズとは違う方向に、そうとわかりつつグループ全員で突き抜けられるこの人達のすごさと面白さ、を楽しめばいいんだ!と。
これも今も持ち続けている感覚です。

そうか、これを言ってたのがもう7年前…。



で。
最後に一番最近のすばるの言葉。
これはおまけ的なものですが。

JUKE BOX 特典『基本に帰るぞ!今日はユルめに!関ジャニ∞BBQパーティー!!』より。
関ジャニ∞ってどこがいいの?」という質問に対して。

えー、どこがいいか。
仲がいい。まず。
これはもう見てもらったらもうわかるけど、仲がいいですね。
(略)
あとはただ仲がいいだけじゃない所がまたその、うん、いいとこであって。
ただ仲よしこよしでやってたんじゃここまでこれてないやろうから、あの、うん。
なぁなぁじゃないところが、しっかりやることはやるというか。
仲はいいけどちゃんと引っ張り合ってるというかね。
緊張感もありますし、やっぱり常に。
それも含めてすごくいいところではあるのかと思いますね。

あとはだから、何やっててもそうなんですけど、
一番わかりやすく出るのがやっぱりライブかなと思うんですけど、
ライブ中はやってる僕らがまず楽しんでるというか。
うん。楽しそうにやってる。
何事もそうやけど、やっぱり人がね、楽しんでやってるのって気持ちがいいですから。

やっぱり仲がいいっていうか、いい関係じゃないとそういう空気感とかっていうのが生まれないですからね、絶対。
ひっぱり合ってはいるけども、やっぱりみんなそれぞれがそれぞれを認めてる。
尊敬して認めてる、感謝してるというところが、うん。いいところというか、
自分もそれによってすごく考えさせられることや、時に忘れそうになってものを思い出させてもらったりとか常にこう自分を正されるというか、うん、そういう所なので。

まぁどこがいいのって言われたら一言では言えないけど、
まぁ、ざっくりというとほんまに仲がいいっていうところですかね。以上!

「ひっぱり合う」っていう表現いいですよね。

ただ、どこがいい?って聞かれて「仲がいい」と答えるすばるってすごくかわいくて、そこに深い意味はないと思うんですけど、
なんというか、関ジャニ∞って上に上げた異端性を一番に上げる段階ではないのだなぁと、少し思ってしまいました。


大きくなるために受け入れられやすくするように、「他のジャニーズにはない感じ」が薄くなってしまう事は果たして関ジャニ∞にとっていい事なのか。
それが今のエイトの孕む一番の問題かもしれません。

まぁ、そんな心配を吹き飛ばしてくれるように「キングオブ男」が現れたのですが…!

もうすっかり落ち着いてしまってるようにも思うけれど、まだまだ面白いですよ、関ジャニ∞
彼らも年齢的にはすっかりいい大人になってしまったけれど、だからこそ面白い。
(っていうか、そういうものを見せてくれると信じてる…!)

はー。
本当はこのすばる言葉、8周年の時にブログに書こう思ってて出来なかった。
やっとここで書けた。よかったです。