2013年 音楽総まとめ②


2013年に生まれた曲たち。
感想の続き。


Your WURLITZER

格好いい!!
恐るべし錦戸。(ビーストの感想でも言った)
作曲は安田も加わったみたいですが、大枠は錦戸が作ったんじゃないでしょうか。
実際のところは知らないけど、そういうイメージ。
コンサートを意識した、
内側の人間にしか作れない曲と思わせてくれるところがすごくいい!

2分ちょっとの曲ということ、歌割、間奏もろもろ・・・ゴリゴリのロックでいながら変化球。
音も声も挑発的で、自信にあふれてていいですよねぇ。
関ジャニ∞こんなんも出来ますよ」なのかわからないけど、この曲から溢れる、関ジャニ∞の主張がたまらない!

本当に格好いいです。
ここからのWest side!!の流れもとにかく秀逸。
この曲のおかげで、ランダムでアルバムをランダムで聴けないっていう笑

今だから歌える曲だろうし、
今だから生まれた曲だろうし。
「これ」が出来る彼らの格好よさは、ファンはみんな知ってるものなんだけど、
それがアルバムの中でこんなに活き活きと表現されている。
それが出来る「いま」だし、
それをやってしまえる「いま」なんだなぁと思います。

コンサートで聴く前から、この曲を奏る彼らの姿が目に浮かびました。
これってすごいことですよね。
ただ、それだけに実際に見てイメージを大きく越えていくこともなかったように思いました。
というか本当は私はこの曲をぜひJUKE BOXの一曲目にやってほしかったです。
「さぁ こんな歌はいかがですか」ではじまるコンサートが見てみたかった。
2曲目にWest side!!をもってくるのもどうかと思うので難しいかもしれませんが。
期待値がちょっと高過ぎました。
でもやっぱりどう考えても好きです。





夕闇トレイン

聴けば聴くほど好きになってしまいました。
この切なさが癖になりますね。
いつ聴いても切ない。たまらない。
関ジャニ∞の歌う切なさは、なぜこんなに血が通っているんでしょう…。

第一印象はわかりやすいバンド曲で、目新しさはないなーと思っていたのですが、コンサートで聴いてやられました。
これこそ彼らのバンドの力。

そういえば大倉君がバンドで大変はなのは宇宙と夕闇(宇宙に行ったライオンとこの曲)って言っていましたが、
ドラムむずかしいですねーこまかくて。
でもその必死感と歌詞の一生懸命さがリンクしているように思えて、とても好きです。


「思い出にもならずに君はここにいる 
 サヨナラ twilight train まだ恋してる」

この歌詞が好きです。
すごく「わかる」と思う。とても切ない。
好きだ、別れたくない、と感情を吐くのもいいですが、
こうして俯瞰的に自分を眺めたりすることって・・・それも、とても本当ですよね。

バンドであったり一生懸命であったり、でもどこか大人だったり。
がむしゃらだけでもない、綺麗なだけでもない。
等身大でいて極端でありすぎない。
実はとんでもなく「アイドルだから出来るバンド曲」だと思います。
エイトにとって目新しさのある曲ではないですが、
実は「これ」はエイトにしか出来ない曲だなと。

いつまでも飽きないです。
しかし、いつ何度聴いてもやっぱり「切ない」!





レスキューレスキュー

大好きです!!大好き!
アルバムを初めて聴いた時ときからずーーと好きです!
格好いい!!歌詞もにくい!
単純に好みですし、関ジャニ∞らしいゴリゴリさもあっていい!

それぞれが得意なことやってるなーーっていう所がいい!
「レスキューレスキューFor your love 
 すぐに レスキューレスキューFor your peace 
 レスキューレスキュー 必ず守るよ」
って大倉に歌わせる確信犯さ!

安心してテンションを上げられる!楽しめる!
初めて聴いた時からコンサートで頭をガシガシ振っている所まで想像出来ましたよ…!
こういう絶対的な勝ち曲がアルバムの2番目っていうのも好きでした。

単純に「好き」だけで言うと多分アルバムの中でも1、2番…。
ただ2013年の中で生まれた曲の中でその意味合いや物語性を考えると、上位のものには敵わず。

加工が入りすぎてメンバーの声が少し薄まってるのも残念、かな。
「I will,I will never Let you,let you go 
 I will,I will never Let you go I will,I will never 
 Let you,let you go Never let you go」
コンサートでのこのすばりょの生でのかけ合い、ほんと最高だった…!!

2013年ランキングで見るとこの順位ですが、
関ジャニ∞全体で見ると上位になる曲なんだろうなぁと思います。
多分、3年後ぐらいにランキングつくったらこの曲がすごく上にくるんだろうなぁとか。





クジラとペンギン

なにこの世界観・・・こんなのズルい。
カップリング曲だから出来るおいしいやつ、ですね。ズルい。

その歌詞をファンとアイドルととってもいいだろうし、
この鮮やかな音楽と世界観に包まれるのを楽しむのもいいだろうし、無限に聴いていられます。

これをコンサートでやらないエイトはどうかしています。
コンサートでやらない、こんな名曲を隠し持ってる所が彼らの奥行きだとも思っていますが。
関ジャニ∞の音楽ってこんな豊かなのよって大きな声で言いたいよ…。

この曲はマルちゃん始まりですが、それがまたいいですね。
すごく、ソロの声を楽しめるところもいいです。
渋谷すばるという武器をフッと封印し、
それでもなお(だからこその、)これだけ面白いものをやってくれる彼らはすごい。
(すばるのソロはしっかり入っているのですが、
 この曲は彼と彼らの表現、出方と引き方がとにかくうまい)

関ジャニ∞」じゃない別の世界を表現する曲っていくつかあると思います。
それは、ぱっちがあったからだとな、と私は思っています。
あれがあったからこそのこの曲、というのはなんだか嬉しい。

このままコンサートではずっと見られないんでしょうね…残念過ぎる。
そして、コンサートでやってないのにこれぐらい上位にきてしまうこの曲の強さよ…。





青春ノスタルジー

初めて聴いた時はそこまで…でしたが完全に横山裕に持って行かれました。
「JUKE BOX」を語る上で外せない一曲ですね。
まさかのトランペット。
あの顔、あの必死さを見たら、
曲がどうとか言えなくなっちゃいます。

コンサート以降は、普通に曲を聴いていてもトランペットのところは構えてしまうし、
「あぁ、あの時…!」ってドキドキしてします。

ただ、コンサートですごくグッときたのは、
ヨコのトランペットもそうですが、その歌割でした。
ヨコのトランペット→すばる→にしきど→おおくら→すばる
これがたまらなかった。
ヨコのトランペットを受けてすばるが大事そうに真剣に深く重く歌うものだから、
それをつなぐにしきど→おおくらの緊張感がすごくて(そう見えて)。
そうしてまたトランペット→2番→トランペット→大サビすばる→錦戸→すばるとそれぞれのソロが続くのですが、それぞれがすごくよかった。
「歌は気持ちや!」というヒナちゃんの名言ではないけれど、
その真剣さや気持ちの重さで響き方も伝わり方も全然違ってくる。

聴けば聴くほどいい曲だなーって思ってるけど、
JUKE BOXのコンサートに行ってなければこう思うこともなかったかもしれない。
自分の価値観や好みなんて簡単にひっくり返されてしまう。
そういうものをコンサートで見られるのはすごく幸せ。





ここにしかない景色

気持ちいいー!です。
「僕たちバンド出来るんですよ!」っていうのを一歩出て、
こういうのびのびーとバンドが出来るのっていいなぁとしみじみしました。
PVもすごく好きです。

「ここにしかない景色」というのが、
普遍的な「僕と君とのこの景色」というのでなく観光名所のことを指していたのはズコーでしたが、
まぁ、変に重い意味を乗せないラフさっていうのも、またいいものです笑

発売当初は普通にいい曲だな、ぐらいだったのですが、
県庁おもてなし課」のラストで流れた時にぐわっと掴まれました。
あのエンディングがとにかくとてもよかったです。
エンディングが一番泣けた。
映画自体がとても爽やかでいい映画だったのですが、この曲の作品への「邪魔のしなさ」が泣けました。
存在感のある、ドヤ!としたものをつくるのは得意だと思うのですが、
こうして作品をふわっと包み込む、
そんな音楽が出来るようになったのだな、と思ったりして。

関ジャニ∞のバンド曲は、渋谷すばるメインと錦戸メインのものがあると思うのですが、
パンチがあるのはもちろんすばるメイン曲ですが、
錦戸メイン曲もやっぱり大きな柱だし、大事にしたいなぁと思ったりして。
こういう曲がここで生まれたことが関ジャニ∞の歴史に後々効いてくる気がしています。





へそ曲がり

こんなに一つの曲に「この曲はもっと愛されてもいい」って思ったことないです。
あまりに悔しくて?楽曲大賞はこの曲に1票入れました…。

とにかく惜しいずくし。
衣装もダンスもドラマとの相性も、全部「なんで?」でした。
楽曲は大好きです。
よく出来ているし、爽快でいい。
やすばで始まるところもグッとくるし、何かに立ち向かう的なわかりやすいPVもいい。

さすがのTAKESHIさんで、曲と詞が絶妙のマッチ。
深い詞がどんどん発せられては消えていくから、何度も聴きたくなっちゃう感じとか、

「本音じゃ怖くて仕方ねぇ」
「弱音を吐きたくないだけ」
「恥晒す生き方どうしようもなく美しい 
 振りかざす常識より自分流で行っちまえよ」とか

背中をドンと押してくれる強いメッセージとか、それを力いっぱい歌うエイトとか…。
なぁ!もっともっと愛されてもいいでしょ!この名曲!って思って。

不思議な感情になる曲です。
2013年、仕事行く前とかこの曲を聴いて口ずさんですごい力をもらったの忘れないよ…。





ロイヤルミルクストーリー

この曲のザ・カップリング感が好きでした。
シングルにするには弱いし、アルバム曲にするほど癖もない。
でもよくよく聴いてるとすばるの声が大事な所でパンッと入ったり、
それぞれソロの声が印象的に乗ってたりして楽しいんですよね。

私は彼らの歌う「幸せなラブソング」にすごく弱いのだと思います。
ツブサ、愛でした、Merry Go Roundとか…。
彼ら切ない曲とか、夢のために大事なお前を諦めた曲、がすごく多いので…。
エイトもみんないい年なので、
「大切な人と大切に育んだ愛の曲」がもっと合ってもいいと思うのです。
彼らの歌は温度を持つから、幸せな愛の歌がハマらないはずないと思っています。

「僕らは抱き合うよ適温で 喜び悲しみ触った手で 
 今出来る楽しい事をしよう それを恋と呼ぼうよ 
 人生を一緒に味わおう」 

「お高く止まるその仕草が愛しいのは
 こうして同じ恋をして見つめ合っているから 
 混ざり合っていくColor」

すごく美しい、それでいて嘘じゃない言葉たち。
ほっこりします。
順位をつけるとこんな上位に…。





myself

へそ曲がり、ここにしかない景色、myself、This moment すべて入ってるあのシングルがすごい好きでした。
発売直後はずーーとこの4曲ばかり聴いていました。
丁度、当時の仕事場までの距離がこの4曲分だったななんて思い出します。

ロイヤルミルクティーの時に書いた事と矛盾しちゃいますが、
彼らの歌う切ない曲は・・・どうにもこうにもツボです。
学生時代から彼らの曲を聴き続けて、酸いも甘いも彼らの音楽と生きてきたもので、
敵わなかった夢とか、エイトが好き過ぎた感情と現実をジワリと折り合いをつけた瞬間とか。
色んなものがぶわっと溢れ出してリンクして、勝手に感情移入してしまったり。

曲や音楽に特別さはないですが、完全に歌詞にヤラれます。
そして彼らは「言葉」を届けて歌うのがうまいなーと思います。
特にヨコの「キミといたあの街も 離れて景色も変わって」と、
大倉「二人で待ち合わせた あの場所もコンビニになって」
が好きです。
なんだろう、残る。

エイトにもこういう事があったのかな、と思って切なくなったりね。
そういう類の曲はたくさんあるのですがこんなにストレートに、「それ」を歌う曲は他にない気がして。
ぎゅっと締め付けられる気持ちになって、
それなのに聴くのが止められなかった。





あなたへ

コンサートで聴いてものすごく好きになりました。
ただただまっすぐ懸命に声を届ける彼ら。

アルバム発売時期にこの時期について「女目線の曲を歌う」「大人の曲」という部分を強調していましたが、
その部分についてはそこまで伝わらず…。

個人的にはこうしてひねりなくソロつなぎだけで一曲突き抜けてしまうところがグッときます。
少しわかりづらいですが、なかなか挑戦の曲なんでしょうね。
彼らは声や表現、それぞれ個性があるのにこういう事をしても曲がバラバラにならない。
すばるが大サビ?(「あぁ あの頃は若かった〜」のところ)ですべてをからみとっていくからだっていう気もしますが…。
謡曲路線というのかな、
彼らがいう「大人な」という方向はこれからも楽しみです。

そうそう、個人的にはこの曲は「ヒナちゃんの曲」。
アルバムの中の曲はそれぞれ勝手にこれは誰の曲とか決めているのですが、
全員「これはこのひとの曲」っていうのがあって、
そう思えるのってこのアルバムの色や幅が広いからだな〜って思えて嬉しい。





狩(仮)

好き。好きですよ。
ただ、本音を言えばこの4人ならもっと他のことを出来ただろう、という想いが強すぎてこの順位に。
期待値が多き過ぎたせいと、ビーストと比べてしまうために「…。」となるだけで。

やっぱり4人でユニットってむずかしいのかな。
この曲に関してはユニット決めの特典映像が一番テンション上がりましたね。
コンサートで特に印象が変わる訳でもなかったのも残念です。
きっとこういう事やるんだろうなっていうことをまんまやっていたのです…笑

あの手この手使ってたのはおもしろかったです。
コスプレもよかったよ。
イケメンの女装はやっぱり最高です。





涙の答え

この曲って2番の編曲、すごいもっちゃりしていませんか?
あれが耐えられなくて一曲丸ごと聴けない…。

この世界観はとても好きです。
複雑な歌詞も、個人的にこういうの好みで色んな解釈をして楽しみました。
PVも大好きで、多分PVだけなら今までのエイト史上上位にくるぐらい好きです。
お金をかけてもらってるのも嬉しかったし、とても美しかった。
それだけに曲と編曲が違っていたらなぁと思っていまいます。
(この曲5分ぐらいある)

ただ、この曲をコンサートで聴けたのはとてもよかったです。
1番のやすばのかけ合い。あれを見られて本当によかった。
すばるが安田をお構いなしでどんどん置いていってしまう感じ。
ツイッターでは
「すごくせめぎあってるというか高め合っている感じがして泣けた。
 すばるの真っ直ぐさもだけどぴたりと合わせ、ハモるということをあんなに成立させてる安田の技術やそのあり方もだし、とてもわかりやすく誇らしいやすばだなって。」
って書いていました。

あれが見れて、本当によかったです。
反面、普段聴いてる時は1番のやすばを過ぎるともう全部聴き終わったみたいな感覚になるのよくない苦笑


とりあえずここまで。

続きはまたいつか・・・