2013年 音楽総まとめ①


ひとり楽曲大賞。俺大賞。

楽曲をふりかえることで、「2013年」をふりかえる。
また、彼らの音楽の魅力や、自分の好みに気づきがあったりして、すごくすごく楽しいー!

順位は、どの曲がより優れているとか言いたい訳ではなくて、
私の中での存在の大きさを確認してる、ぐらいの感じです。




1 ココロ空モヨウ
2 All is well
3 West side!!

4 クラゲ
5 ビースト!!
6 Your WURLITZER
7 ここにしかない景色
8 クジラとペンギン
9 青春ノスタルジー
10 夕闇トレイン

11 へそ曲がり
12 レスキューレスキュー 
13 ロイヤルミルクストーリー
14 myself
15 あなたへ
16 狩(仮)
17 涙の答え
18 Dear Summer 様!!
19 Sorry Sorry love
20 北風ブルース

21 This moment
22 TAKOYAKI in my heart
23 朝焼けの太陽
24 絆奏[ばんそう]


以下、感想。

書けるところまで・・・




ココロ空モヨウ

あれ?なんでだろう?笑
その中で、私の第一位はこの曲です。

単純に好みです。
これまで、エイトの曲は思い入れの強さ=好きだったのですが、
思い入れはそこそこの曲ですが、もうものすごく好きです。

めっっちゃくちゃ気持ちいいんです、この曲。
いちいち音の入り方がツボ。
イントロから好きです。ギャンギャンのギターにドラム、アコギ、で弦楽器が入っての流れ。
爽やかなアイドルポップなんですが、ほんとによく出来てると思う。
めちゃくちゃ楽しいです。

歌割も好きです!
一番好きなのが、1番の錦戸!

「道端に落ちていた「ため息」遡るその後ろ姿」
この「うしろすがたっ」っていうところやさしくてかわいくて、
そこだけアホみたいに何度も聴きました。
サビ前は全てしっかりすばるで落とす、っていう所もいいですよね。

歌詞もものすごく好きです。
とても前向きではあるのですが強引ではなくて、本当に優しくてあたたかくて愛がある。

「キミノセカイを狭くする その悩み 全て
 悔しい事に僕は わかってあげられないけど
 ほんの少し ほんの少しでも ぬぐってあげられたら…」とか。

この「悔しい事に僕はわかってあげられないけど」とか
「ほんの少しでもぬぐってあげられたら…」

謙虚で、無責任じゃなくて、真面目な感じ。
とても好きです。
これもまた関ジャニ∞らしさだと思う。

2013年は個人的に仕事をはじめたばかりという事もあって、しんどい時もあったのですがこの曲にすごく救われました。

「ココロ空モヨウ 苦しんで 惨めさを浴びる夜もあって
 そんな瞬間にかぎって 成長を急かしてくれるんだ!!」

「正論だけじゃ疲れちゃうね ほどほどだって大丈夫」
「ココロ空モヨウ 誰だって ひとつ強い力があって
 すべてをマイナスにだって プラスにだって変えていける」

いい言葉だと思います。
そしてそれを歌うエイトに説得力がある。
2013年も色々な曲が生まれました。
色んな音、言葉、表現がありました。
その中で一番ひねりがないというか、どストレート、ど真ん中のこの曲が私は好きでした。
ひっかかりポイントの少ない曲かもしれません。でもこれが私には一番響きました。

こういう曲を年間で1番、と思うのは私がいくらか変わったからかもしれない、なんて思います。
でもそれ以上にエイトの持つ音楽の力が、
こういうなんでもない爽やかな曲でも、まっすぐ届くようになったからじゃないか、と私は信じます。
明るいとか楽しいという一般的な「エイトらしさ」というのじゃない曲でも、
エイトが歌うから関ジャニ∞の音楽になる、
そこに熱や厚みが生まれるっていうことが出来れば、彼らはもっと上にいけると思っています。
その可能性を、すごく感じた曲でもありました。

2013年、所謂9周年ってなんだかさらりふわりと過ぎていった印象もあるのですが、その中でもちゃんと「彼らは前に進んでる」と思える、
個人的には2013年の象徴と言える曲でもありました。

ま、色々言ってますけど、どう考えてもただただ好みです。この曲。





All is well

あれ、悔しいな。
アルバムが出てしばらくはこの曲ここまで好きでもないし、
思い入れもありませんでした。

それがツアーを経て(安田がラストあいさつとかずるい)、
聴けば聴くほど、色々考えるほどに、好きに…。
いや、好きというよりは、ものすごく大切に思うようになりました。必要だな、と。

私は安田担なので、本来なら安田が率先して作ったこの曲を真っ先に愛しているべきなのですが、
一番はじめに思っていたことは「いまこの曲?」という事でした。
8周年でもなく10周年でもなくいまこのタイミングでこの曲?と。
メンバーそれぞれが作詞をするとか、感謝や思いをファンに届けること、を今する?っていう。

8周年に散々そういう事をやってきて、そういう事に少し辟易している自分がいて、
「ありがとう」なんて言ってくれなくていいから「ついてこい」と背中で見せてくれれればいい、と思ったりしました。
だから、ここまでファンへの気持ちをどストレートに重く甘く伝えるエイトを、どう受け止めていいかわかりませんでした。

というか、自分がどうというより他のファンの方がこの曲をどう受け止めているのか、
安田のしたことが正しいのか、どう評価されているかという不安が一番にありました。
色んな事をごちゃごちゃ考えてしまって自分自身がこの曲をちゃんと聴いたり愛したり出来るのに時間がかかった。

正直今もいろいろと考えてしまうのですが、悔しいけれど、でも、愛せずにいられませんでした。
盲目的・・・甘いのかもしれませんが。


歌詞は、ほんとそれぞれ「らしい」ですね。
一番好きなのはマルちゃんの歌詞です。

「ねぇ、いま何を思ってるの あの頃思い出してんの
 その目の中に写ってる僕らは変わったかな
 分からないんだ
 だからこうして確かめるよ ひとつひとつ紡いでいこう
 届いてるよ その声、想い、大切にするよ。」

すごくマルちゃんらしいですし、素直だなと思います。
そして、私自身が不安に感じてることを、マルちゃんも(エイトも)同じように感じてるんだなとか思える事が嬉しかったです。

「届いてるよ その声、想い、大切にするよ」
嬉しい。泣けます。
実際はどうであれ、そう伝えてくれるあなた達でいてほしいです。

あとはヨコさん。
「もう会いたいよ 会えないから会いたいよ
 君が思ってるほど僕は強くないさ
 同じ未来を見て、一歩、一歩…」

この「もう会いたいよ。会えないから会いたいよ」という言葉、
この表現、大っ好きです。

なんてピュアなんだろう。
なんて「本当」なんだろう。
ヨコさんのこういうところ、敵わないなーと思います。

あとは「君が思ってるほど僕は強くないさ」。
安田は、いつかヨコさんにこう言わせたかったんじゃないでしょうか。
ヨコさんが自分で考えて作詞したはずなんですが、
この一文は、個人的にはすごくヨコヤスです。


こういう重々しいバラードって、エイトは絶対ハマらないはずがないんですが、
最後の怒涛の重ね技は、ずるい。

「ありがとう 今でもずっと
 全部 伝えきれず だから ここに帰ってくるよ
 帰ってくるよ
 愛してる 届かなくても…
 信じている この言葉 All is well…」

安田がこういう事を想い、
歌詞にしてファンに届けるのって意外でした。

でもここの歌詞ってファン(というか私)がエイトに抱いている感情でもあるなーと思って。
そういう風(ファン→エイトの曲)に感じながら聴いたら、
この曲めちゃくちゃ泣ける。

どちらかと言うと、エイトのダメなところがたくさん出てる曲だと思います。
弱かったり、繊細だったり、不器用だったり、重かったり。
でも悔しいかなその分だけ、愛しくもあって。

この混沌としたずぶずぶのタイミングで生まれる曲にはふさわしい、最高に切なくて美しい曲だと思います。
どこか「この曲を認める訳にはいかない」、という意地もあるのですが、
なんだろう、
この曲の位置や価値をはかるタイミングは今ではないと思っています。
歌い続けられるのか、手放されるのかわかりませんが、
もっともっと先、たったひとつの財産か、もしくは笑い話になってはじめて評価にあたる曲。

だから、よくわからないし、ほんと悔しいではあるのですが、
すでに1位のココモよりもだらだらと書いてしまうぐらいには好きだし、この一年、2013年にとって存在感のあった曲には間違い。

だから、ま、2位です。
(でも、やっぱりなんか悔しいし、
 それでいいのかな、と思ってる)





West side!!

ものすごく物語的ですよね。
策略にまんまとハマっているとわかってますがこんなん大好きです。

「ミセテクレ」を踏襲するこの曲。
渋谷すばるの魅力全開だし、関ジャニ∞の絶対的勝ち曲。
例えばDo you agree?なんかがそうですが、
このファンクさ、骨太で野生的な、本能のままにエネルギーを放出するロックは、関ジャニ∞の大きな柱です。
それをどストレートにやってる。
人情的なあたたかさとかやさしさとはまた違う表情の、エイトの熱い反骨精神がモロに出てる曲です。

しかも「この音」に乗せる歌詞が「West side!!」とは。
マルちゃんが

「いわゆる日本の西というか、
 関西みたいなことを歌ってるんですけど、ここまでやってきて
 改めて『West side!!』とか言えてしまえるみたいなのも、ある意味カッコいいなと思う(笑)。
 これが1年目とか2年目に『West side!!』とか言うてたら響き方とし てどうなんやろって思うけど」

「でも今、こうして胸を張って言える感じってスゲェ、
 何か厚みがあるというか、深いなって思うんです」
って言ってましたが、これ、本当にそう思います。

やっていることはTAKOYAKIと似ているのですが、
この曲はエイトを追いかけてきたからこそ、感じられるものがたくさん詰まっていて、「関西」の響き方が全然違いますねぇ・・・。

確かに歌詞は全体的に「ここまでやってきて」今のエイトが歌うには少し違和感があるほど露骨にハングリーでもあるのですが、
でも今のエイトが

「どんなもんだ!って笑い飛ばせるように
 ボケを磨き突っ込まれてさ デコボコでも今進め!
 陽が昇ってまた沈むその前に
 ひとつでもいい何か刻もう きっと明日はハレルヤ
 七転び八起きで West side!!」

って歌うの、ものすごく好きです。
こんなエイトが大好きだし、
どれだけ人気が出てもそうであってほしいエイトの姿でもあります。

サビなんかは、とにかくわかりやすい(歌いやすい)メロディーで、
エイトさんはもっと複雑な曲も歌いこなせるし、
最近ファンになった人からすればこの曲には物足りなさを感じるかもしれません。
だから私はこの曲が大好きだけど、この曲が特別に愛され絶対視されない事、も納得しています。
(それはこういう曲しか武器がなかった時に比べてエイトが成長した証拠でもありますよね)

そういうところも含めて、本当に物語的ですね。
「ミセテクレ」を歌い続けていた彼ら、あの瞬間、時間はここに繋がっていた。
先にも書きましたが、しばらくエイトのファンをやっていた人間でないと感じられない感覚があると思って。
本当にロマンチックです。

ものすごくエイトのドヤ感を感じます。
それも含めてときめく。
自分のeighter(エイトファンというより「eighter」)のツボを押されまくりました。
この「ヤラれた」感が嬉しすぎました。





クラゲ

だって、安田担だもの。

かつてこんなに安田においしい曲がありましたか、いや、ありません。
歌いだしまるまる安田。
ラストまるまる安田・・・!
初めて聴いた時は震えました。一体どんな天変地異かと。

そういう事もあるのですが、初めて聴いた時から単純に好きでした。
メロディーはわかりやすいのですが、
すごく色んな面がある曲ですよね。
歌詞は切ないですが、メロディーに緩急があって、すごくキャッチーで、

「know know know know」「why why why」とか「タリラリラ」とか楽しくもあって。
第一印象で好きな曲って後々飽きてしまいがちですが、
この曲は聴けば聴くほど好きです。
聴き方を変えればイメージや楽しみ方が変わって、いつも発見がある。

キマグレンさんが作ってくださった曲ですね。
エイトどうこうというか、「ジャニーズ」にすごく真摯に向き合って下さったんじゃいかなと感じます。
音楽にすごく愛があります。
それが伝わってくるのが気持ちいい。嬉しいです。

と、元々本当に好きだったのです。

それがコンサートにて、
まさかのヨコヤス背中合わせ!!!!!!!

もーーーーーー全ての理屈を越えて好きです!
永遠に好きです!
一生の思い出ソングです!!
ありがとうクラゲ!
大好きクラゲ!!フォーエバークラゲ!!!

コンサートでヨコヤスセッションを見た時、腰から砕けました。
ヨコの初めてのトランペットに安田がアコギでセッション。

東京で見て安田がこの曲でギターを弾くことを知っていたのですが、
名古屋でヨコが青春ノスタルジーが終わってもトランペットをずっと持っていて、「まさか、まさか・・・」と思いました。

安田がギターを構えたと同時に、ヨコさんがトランペットを口元へ持っていった時・・・。
心臓が止まるかと思いました。
ヨコさんの一生懸命を、真っ直ぐにうかがい音を合わせる安田。

まさか、こんな日がくるなんて。
あんな萌えはもう二度とないかもしれない、と思います。
夢が叶った。
というか、想像をした事さえない夢の形でした。
嬉しかった。ものすごく嬉しかったです。
あの瞬間に世界が終わってもいい、ぐらい本気で思いました。


完全に安田の曲、と思って聴いています。
この曲、すごく安田っぽいですよね?
夏っぽさ、曲のアップダウン、音の楽しさ。
そして、この歌詞の切なさも。
(私は安田君の何が好きって、結局その「切なさ」に尽きると思う)

そして、彼の歌う「いつも何を考えてるのか分からない君」がヨコさん。
いえ、決して腐的なことではなくて。
それ以外のラブソング部分はそうではないのですが、
「いつも何を考えてるのか分からない君の横顔」と
「あなたが空に浮かぶ雲なら それを見上げる僕はクラゲのようだね」
これだけはヤス→ヨコだと思います。
もちろん私が勝手にそう思っているだけですが。

そう言えば、この曲をファン→タレントの曲という解釈を見て目から鱗でした。
そういう事を考えてみたかった・・・!
でも、それが出来ないほど、「だって安田の曲」と思っています。

個人的な、想いと、想い入れと、想い出が溢れます。
多分、時が経っても変わらず、永遠に口から砂を吐くほど好きです。





ビースト!!

大好きです!
ものすごくテンションが上がる!
実際2013年に生まれた曲で一番聴いているのはこの曲かもしれません。
テンポや歌詞もだけど、音がいい。
ベースと管楽器とがもう。
疾走感があって、独特で、格好いい!

ユニット曲はやっぱり「このメンツだから生まれた曲」感があるほど愛しい。
それで言うとこの曲は100点満点ですね。
大人で情けなくてエロくてリアルで強くて軽薄で、とてもいい。
この3人が歌うから深みや説得力がある。
おそるべし錦戸です。

彼の器用さもだけど、
この手段の選ばなさ潔さが怖いぐらいに素敵です。
正直、自担が参加していない事がたまらなく悔しい。
(まぁ安田が参加していたり、全員で歌っていたらまた印象が全然違うのでしょうが)

コンサートのパフォーマンスも素晴らしかった!
えぇ、こちらに投票しましたとも。
「罰ゲームは見たいけど、正々堂々投票しよう」と思っていましたが、まさかあんなに清々しい気持ちでこちらに投票出来るとは。

もちろんふんどしも最高です!
MVもスーツで艶めかしく踊るところも好きです!
どこを見ていいのかわからんーぎゃーー!となる。
コンサートで心から「きゃーーー!」と言えることほど楽しく幸せな事はありません。
この曲とあの演出があったかどうかで、JUKE BOXコンサートの評価は変わったんじゃないか、ぐらい思います。

予定にない福岡公演に急遽飛びました。
この曲とあのパフォーマンスがなければ行ってなかったかもしれません。
「もう一度、生であれを浴びたい!」
そう、心から思いました。

それぐらい楽しかったです。
元々好きな曲でしたが、パフォーマンスでより曲が好きになりました。
今も目をつぶればふんどしの3人が…。
コンサートに行ってから曲に立体感を感じています。
あの時の空気とか高揚感がいつでも蘇ります。
コンサートの後に曲の印象が変わったり大好きになっちゃう事ってとても嬉しい!

自担は参加していない曲ですが、それでも2013年を語る上で外せない曲。
こういう曲が生まれるからヲタクは止められない!とか本気で思いました。
ありがとうビースト!



長くなったので分けます。

自己満足だなぁ・・・
はー楽しいなぁ・・・