関ジャニ∞と音楽


前のブログから転載
2011年10月14日

レコメンでモンじゃいビートを聴いた直後。

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わたしは、関ジャニ∞が好きです。
そして関ジャニ∞の歌が大好きです。


「エイトにはエイトにしか歌えない歌がある」 

もしかしたら、これが私がeighterをやっている理由かもしれない。



私が関ジャニ∞で一番好きな曲は、急☆上☆Show!!です。

好きやねん、おばロク、関風からの、ズッコケ、イツマイ、わはは、
そして無責任、急☆上☆Show!!
この辺りのお笑い路線と言われる関ジャニ∞の曲達。


例えば関ジャニ∞の魅力を広めること、そして「売れる」ための戦略として・・・っていうのはまた別の話として、
私はこれらのシングル曲が大好きです。


楽しい・元気になる曲だけが関ジャニ∞の歌の魅力ではないし、
「またこういう感じの曲か、またイロモノイメージが着くなぁ」とも思っていたし。

だけど、これが出来るのってジャニーズの中で・・いや、日本・・宇宙の中で彼らしかいないのであって。
エイトの歌の魅力は何をおいてもそのエネルギーの大きさと、人間がそこにある温かさだと思っているのだけど
それが全部放出されるのはあのいわゆる「イロモノ曲達」なんじゃないかと思ったりして。

関ジャニ∞のファンとしてはシュッとした曲をシングルにしてほしい気持ちも大きくあったけれど、
それ以上に「あれ」をやる彼らがすごく誇らしかったし、
お笑い路線で知名度UPという事だけじゃなくて、
それがエイトにしか出来ないことだからエイトがやるんだっていう事を思うとエイトのファンとして「これでいいんだ」と思ってた。


っていうのはほんと個人的な考えです。


そのヤジルシでいける所までいったのが今のところ「急☆上☆Show!!」で。
だから私は急☆上☆Show!!が一番好きです。



去年。

エイトがLIFEを発表した時。



ついに、この時がきたんだ と思いました。


ほとんどがエイトのこういう部分が世に出た!という喜び。
だけどほんのちょっぴり、そこに打ち出していくことへの恐怖。


例えば無責任、急☆上☆Show!!のラインってほんと敵なしだし、それはもう「関ジャニ∞」だけのもの。
少なくとも誰でも出来る事じゃない。

対してシュッとすればするほど、他の何か(例えば他のジャニーズのグループや他のアーティストとも)と戦っていかなければならない。
それは別にエイトがやらなくちゃならないことじゃないんじゃないの?という部分も出てくる。




エイトがやりたいと思うことをやってくれるのは嬉しいです。

だけど、今までがあまりに色濃かったか、らこの路線の変更はリスクが大きい。
(この辺の事を思うとイロモノ一色だった事はほんとアレなんですけど)


やっぱりバンドだとエイトってまだまだなんですよね。
だからこう格好いい曲をやるほど、よりファンだけが楽しい・ファンだけがうっとりしてる・・・という感じになる部分もある。

っていうのは、もうちょっと歌番組に出てくれたらそうでもなかったかもしれないんですけども。




まぁ、なんというか、かんというか。

彼らの知名度やらもファンの幅もぐっと広まって色々一概には言えない事ばかりですけどね笑
(ほんとファン一人ひとり全然違う意見だと思っています)






2010年は「挑戦」という言葉を当てはめるのがすごくしっくりきます。
2009年を「完成」と呼ぶなら2010年を「崩壊」と呼んでもいい。


2009年ってほんとすごいよね、なんて友達ともよく言うんですけど。
PUZZLEがあって、PUZZLE魂があって、急☆上☆Show!!が出て、GIFTが出て、初カウコン。

ここで、関ジャニ∞は一回完成してるんですよね。
第一部終了、というか。




2010年。
まぁ〜〜ぱっちさんに振り回されたというか引っ張られた一年だった訳ですけど。

彼らの挑戦・・・
新しい関ジャニ∞は世間に提示され、ファンにつきつけられて。


って。
これも楽しいんですよ。うん笑



2010年のあの感じを楽しめるのは、やっぱりそれまでのイロモノ期を経験したから。
これはメンバーにとってもそうで、ファンにとってもそうで。



2010年(というかぱっち)のあのノーカウント感も大好きですよ!笑


そして、例えば今までが全部自分たちの内側から引き出したもの、「彼ら自身」を歌ってきたとしたら、
ある種、表現として自分達の個性や魅力を外部のものとうまく合わせることが出来るようになっていて。

関ジャニ∞が歌うから、そりゃエイトの曲なんだけど。
そうじゃなくてどんな曲をもちゃーんとエイトの色に染められるんだっていう事が素敵で。

表現者」としてのエイト。
これももちろんアーティスト(というかアイドル、か)の仕事で、魅力的で。



2010年、ぱっち、そして今年リリースされたシングル達・・・

も、全部が大事で。



それはもう「やっと」のことだし、もちろん「可能性」でもある。
そしてそれはそれでちゃんと確立しようとしてますし。

やっぱり単純に「そういう事が表で出来るようになった(させてもらえるようになった)」ことがたまらなく嬉しいんですよね。






で。



もんじゃいビート。



うん。


大っっ好き!!!!!!!!!!!笑





これからもエイトは、きっと色んな歌を歌っていくのだと思います。
シュッとした曲もやる。やってもらわないと困ります。

だけど、彼らはこういう曲もやる。


そらそうだ。

関ジャニ∞だもの。




どっちか、じゃない。
全部。

全部持って行こうとしてるんですよね、彼ら。




シュッとした曲を経て、やる「モンじゃいビート」・・・!



ほら。

やっぱりこんな曲やらせたら敵なしじゃないですか!

でもそれは、「これ」は、ちゃんと二枚目曲もやったからこその、この響き方であって。




あぁ・・・格好いい。

格好いいですねぇ。関ジャニ∞


なんて欲張りな。

全部を持っていって、
その全てをもって新しいものにぶつけて、そこからまた新しいものが生まれて。
そしてまたそれを持って行こうとしてる。


この感じがたまらなく好きです。





挑戦をする彼らは最高に素敵です。

だけどやっぱり、そればかりだと不安になるのも正直な気持ちです。

もんじゃいをやってくれて、
やっぱりエイト間違いねぇなって思うし、
「ここ」があるんだって思うとすごく安心するし、
やっと彼らの挑戦の全てを飲み込むことが出来るし、

なによりさらに「これから」がすっっげ楽しみになったし。


大丈夫って思えました。
うまく言えないんですけど。

こういうの、この節を持っていきたいんです。わたし。



関ジャニ∞を信じているし、だから私はここにいるし。

だけどそれをこうして形で見せてくれた事が嬉しかったです。



なんか、世間では関ジャニ∞って売れてるらしいんですけど。
まだ全然その地位なんて確立されていないと思っています。


人気だからテレビに出るし、それで人気が出て、また露出が増えて。
それはもちろん大事なことだし嬉しいことなんですけど。

「人気」なんてね。別に。



もっと。
もっともっともっと。


関ジャニ∞ってそういう事じゃないじゃないですか。

彼らの魅力は、彼らにしか出来ない事は、「関ジャニ∞」は。



別にてっぺんなんてとらなくてもよくて。
いや、とってくれてもかまわないんですけど。

関ジャニ∞」を轟かせてほしい。

エイトだから出来ること。
そういう事が出来る、そういう場所にいつかいってほしい。
その段階として「人気」も必要なんですけどね。


新アルバム「Fight」が出たら。
エイトは自由になるんじゃないかな。


というか、私が楽になれるような気がします笑 





一見、遠回りで不器用で不格好で。

だけど全部に意味があるんだって思える。
無駄な事なんて一つもない。

今までを、そして今、これからの全てを信じられる。委ねられる。

そんな関ジャニ∞が、わたしは大好きです。
そしてやっぱり、わたしは関ジャニ∞の歌が大っ好きです。



もんじゃいを聴いたら泣いてしまった。



わかってる事なのに、知ってた事なのに。

馬鹿ですよね。



だけど、だからエイトのファンってやめられないんです。



一瞬だって目が離せない。



で、こっからもっともっともっと関ジャニ∞って面白くなってく予感しかしない。

よかった。
ここまでちゃんとこれてよかった。


私、今からのエイトを見るためにファンを続けてたのかもしれません。