♯5「トリックスター」

前のブログから転載
2010年10月20日

LIFE特典を見た感想。


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これを見て思ったこと。

正直に言っていいですか?






「あ、逃げられた。」



これでした笑




ぱっち前半を見た時点で、
♯5〜8がヨコ、ヒナ、ヤス、忠義のソロなのは予想出来る事として、
その順番や、もちろん内容なんかはわからなかったのですが。


ヨコさんは割と見えた、かな…と。




今回ぱっちがある事で、
ソロに関しては他メンバーは(悪い言い方をすれば)制限になったり考慮があったと思います。
しかしヨコさんに限っては「ラッキー」だったんじゃないかな〜とか笑





♯5、このトリックスターが一番キャラクターに沿っている。

というかこれは「マック」の世界。
もちろん「横山裕」のものには違いないけれど。


作詞も作曲もしてないっていうのはそうですが、
歌詞の内容から、曲の色から、そして映像も含めて全部「マック」基準。


と、いう事は

つまりヨコさん自身の事がまぁ〜見えない!笑



ソロ魂をした後という事もあるし、
アーティスト「横山裕」の部分をもっと見たいという気持ちもあるし、
横山さんの独得な価値観こそ歌詞で聞いてみたいし聴いてみたいのに笑





でもまぁ、ヨコさんはこれでいいんだろうなぁと。



マルちゃんに関してはソロ曲がどのように変化していくか、
マルちゃんが自身をどう表現していくのかというのがすごく楽しみで、
♯3きっくさんの時に書いたけど、そういう意味で今回の事は「のーかん」と書きました。

ソロに関してはすごく「丸山隆平」のその意志を探りたくなる。




でもヨコさんはまたそういうのじゃない。

どう言えばいいかなぁ。



そうやってスッと逃げたというか「避けた」事が(敢えてこの悪い表現を使ってます笑)、
だから今回で言えばこういう曲にしたという事が
それこそがすごく横山さんらしい、という事であるのかなぁと思う訳で。


ヨコさんはソロで独自の世界を展開したいという意識はあんまりないだろうにで、
悪く言えばハングリー精神のない、
良く言えば謙虚、かつソロ全体やぱっちというもの全体の事を誰より考えている・・・

その全てがある意味「横山裕」っぽい、と。

そういう意味ではわかりやすい。




なんだか文句というかつまらない話をグダグダ書いていますが、


うん。


言いたい事はそんな事じゃない!笑




いや〜〜




横山さん格好いい!!





なんかズルいよね。

ヨコさん、ズルいのよ!
 


「企む男」横山裕がこのテイストが合わないはずがないし、
胡散臭さに対する無駄な安心感というか、この手の事させて右に出るものはないと笑

シュッとしてますわ!
格好いいですわ!
だからこそ、怪しい〜のが似合いますわ!←


ファンからすればクイズショウ、左目が絶対頭をよぎっちゃうし、
なんならこの♯1の時点で「横山さんのんキター」と思ってるし、

トリックスター絶対に「きたきたきたきたぁあああ!!」と思っちゃうし。


誰もが想像していたもの、欲しかったものがこうやって形になるんだもん。
そら嬉しいよ!
ニヤニヤしちゃうよ!笑
これはヨコ担さんだけじゃなくて皆が嬉しかったんじゃないかと。


その感じがすっごいズルい。
横山さん的には計算通りだと思うのです。

そういう意味で、今回もっとも冒険していないというか
完全に「勝ち勝負」過ぎて!
そういう物をこうも飄々と提示する横山さんたるや!




とか言いつつ、

声が甘ぁ〜〜〜かったりだとか、
時々しゃくれ全開、
「俺今格好つけてるで!頑張ってるで!」感がプンスカしてたりして。

でもそういう所がまた可愛いのぅと思わせる横山さんたるや…笑





曲そのものも間違いなく格好いいですよね!


葉山拓亮さんと言えばBrilliant Blue、蒼写真の作詞・作曲・編曲と。
(他にもあった気がするのですが見付からなかった←)、
すっごい格好よくて、かつどっかひっかっかりのある曲を作られる方だなぁと。
編曲が素敵ですよね。
派手なようで、図々しい感じはしない。でも頭に残る。

この曲もも「完成度」という表現がいいかはさておき、
「つくりこまれた」曲、という印象があります。


その感じがまた詞に合ってるんですよね笑



いや〜それにしてもこの詞は秀逸過ぎて。

先ほど横山裕の世界観じゃなくてマックの世界だ、と書いて
だけど「マック」がもちろんヨコさんからしか生まれないキャラクターで。
こんな事を言えば支離滅裂かもしれないけれど、

マックの歌、その歌詞はやっぱりヨコさんにハマる。


ヨコさんの格好いい部分、企む男の企んでる部分、
よく見れば自分の心情にはほとんど触れない部分…。


これは横山裕による曲じゃないし、
横山裕のための曲じゃないし、
だけど「横山裕の曲」。
なんて。



素の人間(ヨコ自身)にある種のキャラクターがある、というのは武器なんでしょうね。
だからこの曲はヨコのソロで言えば最もわんだーぼーいに近い。

しかし、その色合いは真逆で、
この数年で横山さんが「シュッとした」というのがよくわかる笑
ね。
ドラマの役がなければこうはならなかったでしょうし、
そもそもヨコさんの「企む男」の定着がなければ今回のぱっちのストーリーも変わったかもしれない。

・・・とか色々考えるのは深読みというか、無意味にしみじみしすぎですが。




「善悪の白黒なんて誰にもわらない 正義を語れるそんな身じゃない」

こういう事をさらっと歌うアイドルいいじゃないですか!
それも甘ぁ〜〜い声で、よ!笑


そしてこれ。


「生まれつきのトリックスター

ヒューヒュー\(^o^)/



素晴らしい詞です。
それを嫌味なく、むしろ哀愁を背負って歌うヨコさん。

ついて行きたくもなり、守りたくもなる。



うーん、ずるい。

でもそれが横山裕




余談ですが、
なんとなくズッコケアルバムが出た時にわんだーぼーいにどんな感想書いたっけ?とみた所、
やっぱり「ずるい」って言ってたわ笑

で、これは横山さんの名刺みたいな歌だって。
あれから月日が流れて、あの曲に変わりこの曲が今の横山さんの名刺になった。

「オフィシャルモード」だから、ね。
だから「名刺」なんですけども。
外に向けたもの、という笑





この曲に関しては、
オーディオで曲だけで聞いてるのに♯5の映像が頭で必ずされます。
個人的には映像ありき、という印象。

アルバムが発売されてきちんと「曲」として向き合った時に
案外、曲に対する気持ちが変わるんじゃないかなぁと思ったり。
今後自分の中で曲に対するイメージやら思いが一番変わりそうなのがこの曲だと思います。

だから私はきっとまだこの曲が掴めてないのでしょうね笑





はーい、こんな感じで。


♯5トリックスター
「マックだから横山裕
 横山裕だからマックでマック」

です。


え?適当過ぎますか?

そんなことないって!ふっふー!




さてさてやっと半分!

アルバムが届いたらもちろんそっちの事も書きたいしあれなんですが笑



まぁ、ノリで♪←