「ジャム」を聴いていて思ったこと つれづれ

久々にブログを書きます。
askさんの回答を持ってきたので、なんかそれっぽく記事がありますけど、
実際にブログを書くのは一年半ぶりとか…。

久々のブログで、書き方も忘れているので、
どうせなら思いつくままにつれづれと。


さて、ジャムさんのはなし。

本当によくできたアルバムだなぁと聞き惚れます。
さすが。どの曲も、とてもクオリティーが高いです。
聴けば聴くほどのそれぞれの曲のこだわりに気付きます。
アーティストさんのこだわり、歌割り、エイトの表現。
こういう作品が生まれたこと、素敵だなぁ嬉しいなぁと思っています。

いつか、
その一曲一曲についても熱く書きたいところなのですが。


うん。
でも多分、その熱と体力はない気がしますw

本当はずっとブログも書きたかったのですが、
ずっと書かない、書けないでいました。
結果、これだけブログを放置しておりました。


Twitterなんかでは散々愚痴を書いておりますが、
実はこれでなかなかと忙しいです。
仕事だったり色々。
ちょっと精神的にも「あ、これやばいな」と思うこともあったり。

それ以上に、「何を書いたらいいのか」がわかりませんでした。
エイトに対して割ける時間も熱量も、とても、少なくなってきました。
そのことにとても寂しく悲しい気持ちになったりして。



でも反面、
こんなになっても「それでもまだここにいる」んだなぁとも思っています。
こんな状態でヲタと名乗っていいのかしら、と。
そう思ってるけど。
でもそれでもまだ「ここ」から離れられそうもない。
それを、関ジャニ∞というグループは許してくれている、という謎の感覚があります。

「好き」という感情はもちろんあるのだけど、
それは情熱や狂気という類ではなくて、どちらかと言えば情愛に近いもの。
それを安田君に対してはもちろん、
他のメンバーにも、関ジャニ∞というグループにも感じています。




アイドルとファンって、こんななんでしょうか。
もともとこういう関係のことを指していたのでしょうか。


単純に、私が執着心が強く依存症が強いってだけなのですが。

いやでもね。
関ジャニ∞がそういう関係をも「良し」としてくれていること、
(と、私が勝手に感じていること)
こそ、関ジャニ∞の魅力なんじゃないか、ということを最近考えます。




今回の、ジャムさんで感じたこと。
それは「出会い」と「別れ」というキーワードが多いな、ということでした。

アイドルのアルバムなんだから、
もっとベタな恋の歌があってもいいと思うのですが(単純に私が好きだからなんだけど)、
今回このアルバムにあるのは、恋人や片思いではなくて、敢えて言うなら「人と人」の曲ばかりだな、と。

アーティストさんからの提供曲は、
どれもそのアーティストさんが思う「関ジャニ∞」の表現です。
当たり前ですが、関ジャニ∞が歌う、ということが大前提に生まれた曲たち。


なんかね、どれもこれもいい意味で重々しいっていうw
(シングルに罪と夏、パノラマがあってよかった
 アルバム全体をポップにする、みたいな役割がシングルに与えられるの新鮮)



雑誌のsongsさんにあったのですが、
このアルバムの裏テーマが「時間」「つながり」だそうです。

なるほどなぁと、とても府に落ちました。
どの曲も確かに「時間」がある。
「未来」「過去」、そして「今」だとか、その全てだとか。
(で、それが安易なラブソングでなく、対「人」な表現になったことが、またよい)


でも何より、「アッ」と納得したのは、
関ジャニ∞を表現する「ジャム」の裏テーマに「時間」が選ばれたこと、
関ジャニ∞を表すものとして、このテーマが選ばれたこと。



本来、
「時間」ってアイドルと真逆のところあるものではないでしょうか。

刹那性というか「一瞬のきらめき」こそ売り物というか。
アイドルは本来年齢を感じさせてはいけないし、
「それ」は、夢=偶像であって、ファンの理想と憧れであって。

あぁ。
思えば、アイドルってものすごく「今」の住人ですね。
エイトで言うと「明日のこと気にすんなー!」って言ってる時、彼らは間違いなくアイドルだなと思ったりするのですが。



関ジャニ∞はもちろんアイドルだけれど、
彼らはものすごく時間的だなぁと思いあたります。

今回「今」という歌で、これでもかというぐらいに「今」を歌っているけれど、
「今」の歌詞は、過去と未来がある前提で、
その両方の狭間として「今」を主張している訳で。
「今」しかない「今」ではなくて、
それは、昨日を越えてきた「今」、そして明日へとつなぐ「今」であって。



私、関ジャニ∞の時間的なところが、とても好きです。

ハイデガーの言う、「人間は根本的に時間的な存在だ」じゃないけれど。
時間的、つまり、その、人間的なところ。

人間的というか。
よく言えばそれは物語的、というのかな。

彼らがどんな道を来て、今がどこで、そしてどこに行くのか。
私はその過去と未来と、なにより「今」が気になるのだと思います。


彼らがそれを見せてくれるから。

その物語は、彼らが見せてくれたものであるけれど、
ファン一人ひとりにとって全く違うお話しなのだと思います。
でも、それでいいとも思っています。



永遠の若さを見せてくれるアイドルもいるでしょう。
でも、多分関ジャニ∞は年老いていくアイドルなんだと思います。
それでも、「その先」を見せてくれるアイドルなのだと、期待しています。

過去も未来もいまもあるのが人間。

関ジャニ∞には過去も未来も今もあるところ、本当に好きです。




多分、そのお話の続きが見たいから、
私はまだここにいるのだと思う。
だから目が離せない、と思っているのだと思います。

「今」に全てを注ぎ合うのがアイドルとファンの姿だとしたら、こういうのは穿った感覚かもしれないけれど。
関ジャニ∞のファンには多いんじゃないでしょうか、
関ジャニ∞、そして自担、メンバーの「物語」のファンが。


いや、エイトに限らないのかな。
なにかを愛す、だれかを愛すってそういうことなのかもしれない。
理想だけじゃない。
最初も最後も知りたい。


こんな言い方はひどいかもしれないけれど、
いつか、エイトがドーム規模の人が集められなくなって、
城ホールでライブをすることも難しくなって、
また、いつか、松竹座でコンサートやライブをする時に、
絶対そこに座っていたい、みたいな希望を持っています。

「20年前はドームツアーやってたんやで!」
「まさかまだエイトレンジャーやってるとはな!ガハハ」

そんな、エイトさんを見たい。





「時間」という概念は、今回はじめて気づいたけれど、
それに似たところで、関ジャニ∞って旅人だなぁ…とはずっと思っています。

彼ら、「旅」や「行く道」というキーワードがとても似合う。
よく歌詞の中にも出てきますけど。
(あぁ、また「旅」をテーマにブログ書きたい)


それは、とどまることが出来ない、ということを彼らがよくわかっているから、なのかな。

「上へ」という気持ちはもちろんあるでしょうが、
どこへ辿りつくはわからない、でも進み続けるしかない。
でも、どこに行くかよりも、
その「歩き続けること」にこそ意味があると。


今のエイトはものすごくいい状態だなぁと思うけれど、
それがゴールでもないし、
今が最高なのでここで止めます、なんてことはないだろうし。
「上」を信じて、とにかく「続く」しかないだろうな、とか、
逆にあがりたくてもあがれはしないんだな、と。

続いていく。
歩き続ける。
それこそ最大の希望であり、絶望でもある。
それは、まるで人生のよう。

そんな彼らに、本当に助けられているな、と日々思います。
ファンとして、彼らを日々見つめられていること、
そして彼らが「続く」ことを選び続けてくれていること。




そんなことを考えていたら、

「生きろ」では、

「生き進め
 生き進め
 明日を超え
 生き進め」

「広がる 広がる
 目の前 世界が広がる」


なんてエイトが歌うからクラクラとしました。

あぁ、なんてど真ん中。
さすがすばるくん・・・。



(それにしてもすばるくん。
 ソロで「生まれてきてくれてありがとう」と歌い、
 関ジャニ∞で「生きろ」だなんて。
 
 他のメンバーの作成曲もだけど、
 個人のそれぞれ思想を、グループ全員で表現する、ということが出来るようになったなぁ…
 みんな器用だなぁ。
 この武器は大きいなぁ・・・話が逸れた)




関ジャニ∞のことを好きでいるためには、
自分の人生も頑張らないとなぁと思います。

24時間エイトのことを考えているヲタでいたかったけれど。
多分、それでは、
そっちの方が私はヲタでいられなかったと思う。
だから、彼らにはとても感謝しています。



「青春のすべて」を聴いていると、
なんだこのヲタ卒業ソングは!?と震えるのですが。

「未来を越える 今 今 今」なんて言われると、
え、私はどこに立っていたらいいの!?ってなりますけど。




関ジャニ∞の物語。

いまはそういう島にいるのねっていう。
それをじっとり見てる。
それが楽しい。嬉しい。
ワンピース読んでるのに近いな。いや、違うか。




関ジャニ∞がもっと「今」だけのグループだったなら、
私はファンを辞められたのにな、と思います。

それが今回「ジャム」を聴いた感想。
あくまで個人的な感想ですw


あぁ、でも、
はじめはエイトも「今」だけだった。
そして、いつしか「過去」ができて、
「未来」の話ができるようになったのは最近だよなぁ…。
いや、この話はまた今度。




久々にブログを書いてみました。
やはり楽しい。

自己満足の塊ですが、それでもいいですよね。楽しいわ。
みんなブログ書いたらいいのに+(*゜∀゜*)+